プルソワンならCBD商品のOEMがなんと100個から可能!?CBD商品の未来についても取材

プルソワンならCBD商品のOEMがなんと100個から可能!?CBD商品の未来についても取材

CBD商品をOEMで企画・開発して新しいマーケットを開拓したい。でも、CBDを使った商品はどうしてもコストがかかり、初めてのOEMだと不安がある。

売り方を含めて市場テストをしてから始めたいと考えている事業者の強い味方。100個からという極小ロットに対応している株式会社プルソワンが、なんとCBD商品についても同様に対応可能になりました。

今回は株式会社プルソワン・早瀬本基さんと、日本臨床カンナビド学会を設立したメンバーの1人であり、日本で初めて国産CBD製品を製造・販売を手掛けた四本さんにインタビュー。商品のOEMを検討中の方に、商品化するにあたっての注意点やCBD商品の魅力についてご紹介していきましょう。

世界でCBD製品はどのように活用されている?注目を集めたきっかけについて

日本臨床カンナビノイド協会・四元さん
日本臨床カンナビド学会設立メンバーの1人、四本さん

四本さんが初めてCBDについて知るきっかけとなったのは、2013年にCNNニュースで紹介された激しいてんかん発作に悩まされてきた5歳の女の子、シャーロット・フィギちゃんの事例。大麻(マリファナ)に含まれる成分、CBD(カンナビジオール)で症状が劇的に改善し、元気に日常生活が送れるようになったそうです。

ドラギ症候群という遺伝子疾患による、激しい小児てんかん発作で生死の淵をさまようシャーロットちゃん。2012年にシャーロットちゃんを救いたいと奔走するご両親から依頼を受け、CBD商品を製造、提供したのはコロラド州にあるCWボタニカルズ社(医療用マリファナの生産・販売を手掛ける会社)です。

ちなみに、シャーロットちゃんが住むアメリカ・コロラド州は、2001年に<医療用マリファナ>を合法化しています。

同社はマリファナから精神活性作用があり、発作の引き金になるTHC(テトラヒドロカンナビノール)成分含有量を極力下げた独自のCBDオイルを開発しました。このオイルを服用したシャーロットちゃんの症状が劇的に改善したことで、CBDオイルはたちまち注目の的に。

シャーロットちゃんの事例が報道された後、コロラド州には同じ病気の子どもをもつ人々が100家族以上移住したそうです。このCBDオイルは「Charlotte’s Web」と命名。回復事例が増えていったことから、医療用マリファナ使用を認める州が増えていきました。

四本社長は、激しい小児てんかん発作を改善させたシャーロットちゃんの事例を見て、ドクターや大麻研究家の方と会社を設立。アメリカからCBDを輸入し、国内初の日本製CBD製品を製作・販売をする会社を2014年に立ち上げます。

さらに、2015年にはドクターなどと共に日本臨床カンナビド学会を設立。日本の医療・福祉に寄与することを目的とし、CBDに関する研究を推進する活動を続けています。

日本でのCBD商品の立ち位置は?今後どうなる?

日本におけるCBD商品の立ち位置

日本ではマリファナの使用を厳しく制限していますが、THCを含まないCBDオイルの製造・販売については可能。日本におけるCBD商品は医薬品ではなく、「健康食品や民間療法の薬草と同じ用途の“ハーブ”」として扱われているからです。

しかし、世界では「グリーンラッシュ」と呼ばれる「合法大麻」ビジネスが活況を呈し、医療用大麻をすでに合法化している国は47カ国(2021年9月現在)あります。その流れを受け、厚生労働省でも大麻草を原料とした医薬品を国内でも解禁する方針を固め、2022年に医療用大麻の解禁を含めた大麻取締法の改正案が提出される予定です。

日本で1948年に『大麻取締法』が制定されるまで、大麻を喘息や鎮痛の薬として使用した歴史があります。大麻取締法は大麻由来の医薬品の使用や輸入、治験を禁止しているため、法改正により、治験はもちろん、できれば医療用大麻の全面的な解禁にも期待が寄せられています。

しかしながら、現状のCBD商品については“ハーブ”としての立ち位置であることには変わりはなく、医薬品のように効果効能をうたうことはできません。また、麻薬成分THCを含む大麻への強い懸念感から使用をためらう消費者、取り扱いを懸念する事業者もいらっしゃるというのが現状といえるでしょう。

世界のCBD市場は2027年までに21.5%以上の健全な成長率が見込まれている

CBD市場の成長
(引用元:Prtimes

 

2021年8月8日にインドの会社・REPORT OCEAN(レポートオーシャン)が発行した新しいレポートによると、世界のCBD市場は、2020年から2027年の予測期間において、21.5%以上の健全な成長率が見込まれると発表。主に食品・飲料、医薬品など幅広い産業で、CBDの使用が急増していると報じています。

2018年6月、米国食品医薬品局(FDA)は、2歳以上の患者における重度なてんかん発作治療のために、イギリスの製薬会社「GWファーマシューティカルズ」が開発した大麻由来の医薬品「Epidiolex(エピディオレックス)」を承認。エピディオレックスはアメリカを含め世界30か国以上で承認されています。

CBDは不安症や不眠症などメンタルヘルスの分野でも注目を集めており、今後ますます治験が進むと推察。CBD市場をけん引しているのは北米ですが、今後はアジア太平洋地域でのCBD市場での成長が特に見込まれています。

国際的な大麻関連業界向けのコンサルティング会社「プロヒビッション・パートナーズ(PP)」は、「アジアの医療用大麻市場は2024年までに58億ドル(約6380億円)になる」と予測。アジアで急速に進行する高齢化により、医療費増大の問題をCBDが解決してくれるのではないかと期待を寄せられているからです。

厚生労働省の方針転換もこういった背景によるところが大きいといえるのではないでしょう。

プルソワンが品質確かなCBD商品を、100個という極小ロットでOEMが可能な理由

プルソワンは100個からという極小ロットにも対応してくれる数少ないOEMメーカー。しかも、ラベル替えや既存バルクでの提供ではなく、まったくのオリジナル処方で開発できるのが魅力です。

オリジナル処方で100個から!プルソワンの化粧品OEMについて取材しました

しかし、今まではCBD商品を極小ロットで開発するのはかなり難しかったといいます。その理由は原料であるCBDの値段。品質の良いものは1㎏・100万円と大変高額で、小ロット製造ではとても値段が合いません。

『今回、CBD原料を安定的に供給してくれて、かつ、安全性が高くエビデンスのある原料メーカーである四本さんとの出会いが極小ロットを可能にしたといっても過言ではありません』とプルソワンの早瀬さん。

株式会社プルソワン・早瀬さん
株式会社プルソワン・早瀬さん

OEMで商品化した後、アメリカの検査機関に送り、THC分析まで行ってくれるとのこと。

CBD商品は過去に、大手メーカーで微量ながら大麻成分THCが検出された事例などがありました。安いからといって安易に契約すると、厳しい罰則を受ける可能性があります。

CBD商品に関しては、必ず品質確かな正規輸入ルートで原料を仕入れているメーカーと取引することはとても重要といえます。

CBD原料の良し悪しは、大麻を育てた土壌に左右されやすい

CBDの原料となる大麻を育てる土壌大切

正しく使えば有益なCBD。四本さんの取り扱う原料は種から育てていて、きちんとトレサービリティが追えるもの、現地に日本人スタッフが常駐しており、品質管理がきちんと行われていることを条件としているそうです。

現在はアメリカやスイスのメーカーからのものを取り扱っています。大麻は3~4か月で成長し、大地の栄養すべてを吸収。土壌が汚染されたり、痩せていると当然成分にも差が出るものです。これは私たちが普段食べている野菜や果物も同じことですね。

つい先日、日本でも食品の産地偽装問題がニュースになりました。大麻CBDでも中国などで育てて収穫間近にアメリカに輸出。「アメリカ産」をうたう原料も存在するとのこと。そういう意味で、種からきちんとその場所で育てているかどうか、トレサービリティが追えることは重要なのだそうです。

CBD商品の流行で原料を扱うメーカーが増えてきていますが、今後の法改正で医療用大麻が認められることになれば、粗悪品が出回る可能性も高まってきます。確かな目でメーカーを見極め、商品化してくれるOEMメーカーとお付き合いすることは重要ですね。

小ロットでCBD商品をOEMで企画・開発する場合の注意点は?

CBDを商品化する注意点

『大麻由来の原料ということで、CBD商品に対する誤解や勘違いがまだ多いように感じます』と早瀬さん。商品化して販売するのではなく、自分たちで使いたいという小ロットでの依頼はお断りしているそうです。

ストレス緩和や心身のバランスをとる働きをサポートしてくれる働きが期待されているCBD。特に女性の美しさや健やかさを引き出すパワーがあるのではないかと人気に。

いま注目のCBD(カンナビジオール)製品を開発するには?費用・最小ロット数、製造可能なOEMメーカーをまとめて紹介

特に食品関係(グミ、キャンディ、チョコレート、クッキー、清涼飲料水など)は、消費者側も取り入れやすくハードルが低いジャンル。また、最近ではCBDを使用した化粧品への関心が特に高まっています。

現在は基礎化粧品などが中心ですが、今後はヘアケアやボディケアなど、幅広いアイテムへの広がりや可能性にも注目したいところですね。

プルソワンの場合は100個から、しかもオリジナル処方での開発が可能ということで、CBD商品に初めてチャレンジするという事業者や個人事業主にとって嬉しい条件となっています。しかしながら注意点も。

『100個という極小ロットの場合、どうしても商品コストは高くなります。まずは100個から始めるとしても、売る場所、売り方、消費者の反応をしっかりと見極めるためのあくまでも“市場テスト用”と考えること。

その上で戦略を練り直し、販売方法なども改善し、2回目以降は500個、1,000個とロット数を上げて製造することを見据えた価格設定などを行っていくことが重要です』とのことでした。

最初は100個で製造するとしても、1,000個の場合の見積りも一緒に取り寄せ、その上で商品の販売価格を設定することがポイントですね。

CBD商品を小ロットでOEMを依頼する場合の注意ポイント

  • 大麻由来でも“CBD=大麻”ではない(精神活性作用のあるTHCは含まない)
  • 日本ではCBD商品はあくまでも自然療法や民間療法の一つ、“ハーブ”と同じ扱い
  • CBDを使用した化粧品、健康食品は通常と同じ薬事法に則った広告や表示を守る
  • 最初の100個は広告宣伝費と考え、販路づくりとして活用
  • 100個の次は500個、1,000個と製造ロット数を上げていくための施策を考えた上で発注する

売り方が難しいCBD商品のOEM、プルソワンなら販売方法も相談可能!

プルソワンが提供するサービス「YFOS」
プルソワンが提供するサービス「YFOS」

プルソワンは小ロットからの化粧品OEMを発注できるだけではありません。化粧品開発に欠かせないデザインや容器の選定、箱の作成、化粧品製造販売の届出や成分の配合、サンプルの確認といったさまざまな問題をトータルにサポートしてくれる独自の「YFOS」というOEMプラットフォームを構築

2022年からはD2C市場への参入もスムーズにする、商品の保管、管理、発送を行う「ロジスティクス業務」のサポートも開始予定です。

また、メンズコスメ専用のショッピングモール開設を進めるなど、CBD商品以外のジャンルでも強みを発揮。CBDを含め、事業者の方が思い描くビジネスモデルを成功させるためのノウハウを提供してくれる頼もしいメーカーです。

特にCBD商品はコミュニケーションが難しい商材。日本のCBD商品黎明期を支えてきた四本さんとタッグを組み、商品企画・開発が可能な点でもプルソワンは頼りになりますね。

プルソワンではLINEやZOOMを活用し、コロナ禍でもスムーズなやりとりが可能。レスポンスの速さでも定評があります。海外、特にベトナムにも拠点があり、アジアマーケットへの進出を含めたビジネス展開にも強いのが特徴。

CBDを含めさまざまなオリジナル化粧品開発を検討中なら、プルソワンにぜひ相談してみてはいかがでしょうか。