プロポリスサプリを開発!おすすめのOEMメーカーは?コロナ禍で注目を集める免疫強化などをテーマに効果的な商品をつくるポイントは?

プロポリスサプリを開発!おすすめのOEMメーカーは?コロナ禍で注目を集める免疫強化などをテーマに効果的な商品をつくるポイントは?

プロポリスはミツバチが創り出す天然の抗菌物質とよばれる注目成分です。免疫強化が期待できるので、コロナ禍で再び人気が高まっている成分のひとつ。

今回はプロポリスにフォーカスして徹底解説。予防医学や代替医療の分野で主に活用されていますが、ドイツを始め、一部の国では医薬品として認可されているケースも。

プロポリスが活用されてきた歴史や成分、活用法などをご紹介し、オリジナルプロポリスサプリ開発のヒントにしていただければと思います。また、プロポリスを使ったサプリメント・健康食品OEMが得意なメーカーも厳選してご紹介しますので、合わせて参考になさってください。

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プロポリスとはミツバチが巣の中へウイルスや細菌、外敵が侵入するのを防ぐためにつくるもの

ミツバチの巣の入り口に塗られるプロポリス

“Propolis=プロポリス”の語源はラテン語の“pro(プロ)=前、正面”ということばと“polis(ポリス=都市”ということばに由来するといわれています。

ミツバチの巣の出入り口や巣の隙間などにプロポリスを塗り付けることで、ウイルスや細菌、真菌、外敵などが巣の中へ侵入しないように守っているもの。「敵の侵入を防ぐ城壁」を意味することばだそうです。

巣の中は蜂の子を育てるため、暖かく湿度が高く、細菌などが繁殖しやすい環境。しかし、ミツバチ自身も病気にならず、蜂の子たちも元気に育ちます。これはプロポリスのおかげというわけですね。

ハチヤニともいわれるプロポリス

プロポリスは“ハチヤニ”ともいわれる粘着性のある樹脂状物質。ミツバチが集めた植物樹脂と新芽にミツバチ自身が分泌する唾液と混ぜてつくられます。樹脂には、本来、植物の芽を保護したり、傷んだ幹を再生するなどの作用があり、ミツバチは本能的にこの力を利用しているのですね。

プロポリスの成分は植物の樹脂や新芽の他、ワックス(蜜ロウ)、精油、花粉で構成。フラボノイド類、アルテピリンC、p-クマル酸、バッカリン、アミノ酸、酵素、ビタミン、ミネラル類など、生理学的活性成分を約300種類以上含んでいることがわかっています。

同じミツバチが作り出す成分、ローヤルゼリーは働きバチの咽頭腺から分泌されるため、環境に影響を受けることがあまりありません。一方、プロポリスの場合はミツバチが集めてくる植物が原料のため、産地や起源植物(植物の進化の過程を含めて考えること)により、特有成分が変わります。

一言でプロポリスといっても、どの産地のどんな抽出方法を採用しているかにより、効果効能が異なるため、原料を見極めることも重要というわけですね。

プロポリス摂取で期待されている効果

  • 風邪やインフルエンザ予防
  • 花粉症やアレルギー症状の軽減
  • 肥満やメタボなど生活習慣病の予防
  • 抗酸化機能をサポートし、物忘れや認知症の予防に

※「山田養蜂場」のみつばち健康科学研究所ではプロポリスに関する研究を積極的に行っています。「老化予防」「物忘れ予防」「肥満・メタボ予防」「血糖値正常化」「ムズムズ・かゆみ・花粉」「かぜ・インフルエンザの予防」についての研究データを公開していますので、こちらも併せて参考になさってください。

プロポリスの1日摂取量はどのぐらい?過剰摂取した場合の問題点

プロポリスのサプリメント摂取量

一般的なプロポリスの場合、1日100~500㎎(公益財団法人 日本健康・栄養食品協会)が目安といわれています。600㎎摂取で過剰摂取ともいわれており、副作用報告としては外用に使った場合の皮膚炎、内服で重篤な肝障害や胃腸障害を起こしたという報告も。

ハチアレルギーの方は使用を控え、摂取量に充分注意する必要があります。

プロポリスを含有する加工食品というのも存在するので、原産国・抽出方法・成分分析表などをチェックして、サプリメントに使用する原料の品質にも気を配りましょう。

プロポリスは紀元前300年以上前から医薬品・防腐剤として活用

古代ギリシャのアリストテレスの著書にも出てくるプロポリス

プロポリスは、古代ギリシャの哲学者であるアリストテレスが動物・生物について書いた著書“動物誌”で、皮膚疾患、切り傷、感染症」の治療に効果的であると記述。古代エジプトでは、ミイラづくりの際の防腐剤としても使われていたことがわかっています。

この他、ヨーロッパやブラジルではやけどやニキビ、イボの治療薬として使ってきた歴史がありますが、日本では1985年から。ミツバチ製品を扱う各メーカーで研究が進み、国内でもプロポリスの有用性に注目が集まっています。

1980年にプロポリスを医薬品として認可したウルグアイでは、やけどなどの皮膚外傷治療に利用され、キューバやアルゼンチン、ブラジルなどが医薬品品質のプロポリスを製造。医薬品としての活用は今後ますます広がると期待されています(参考資料:補完代替医療素材としてのプロポリスより)。

プロポリスは産地により、成分や特徴が異なる

プロポリスは産地により成分が異なる

プロポリスはミツバチが集めた樹脂や新芽などを原料として自ら作り出している物質。大きく分けるとヨーロッパや中国、ウルグアイなどのヨーロッパタイプと、ブラジルタイプの2種類があります。

それぞれの特徴をダイジェストにご紹介します。

フラボノイドが多いヨーロッパタイプ

セイヨウミツバチが好むポプラの花
セイヨウミツバチが好むポプラの花

ヨーロッパや中国産のプロポリスは、ポプラを好んで集めるセイヨウミツバチから採取されたもの。ポプラにはポリフェノールが豊富なため、ヨーロッパタイプのプロポリスはフラボノイドや有機酸エステル類が多く含まれています。

フラボノイドはポリフェノールの一種なので、抗酸化作用や生活習慣病の改善、ストレス緩和などの効果がいわれており、アンチエージング効果が期待できそうですね。

桂皮酸誘導体中心で抗菌・抗腫瘍作用が高いブラジルタイプ

ブラジルのミツバチがつくるプロポリスは特別

同じ南米でキューバやアルゼンチンなどでもプロポリスが採取されていますが、ブラジル産はちょっと特別。特に南東部のミナス・ジェライス州で採れたプロポリスは“グリーン・プロポリス”と呼ばれ、高品質として有名です。

ミナス・ジェライス州のミツバチはアフリカ蜂化ミツバチ(アフリカミツバチとセイヨウミツバチとの交雑種)。高い防御本能を持つのが特徴で、巣を守るのに重要なプロポリスを素早く大量に生産します。

このプロポリスは、抗菌物質を豊富に含む新芽を集めて作られているということがわかりました(2000国際プロポリス会議加藤学発表)。

「バッカリス・ドゥラクンクリフォリア(キク科バッカリス属のアレクリン・ド・カンポ)」という南米固有の植物を起源とする植物の樹脂と新芽を集めてつくられていること。天然ハーブが多く自生していること。

このことにより、ブラジル産グリーン・プロポリスには、抗腫瘍活性をもつことで知られるアルテピリンCをはじめとする桂皮酸誘導体が豊富であることが発見されています。またアフリカ蜂化ミツバチの高い防御本能により、高い抗菌性を持つという特徴と相まって、ブラジル産グリーン・プロポリスはプロポリスの中でも“特別”と言われるのです。

OEMでプロポリスサプリを開発する場合の目安にしていただければと思います。

プロポリスの抽出方法にはどんなものがある?

プロポリスの抽出方法と成分の違い

プロポリスから有効成分を抽出する方法として昔から使われてきたのは「アルコール抽出方法」です。最近ではその以外の抽出方法も開発されています。その方法と特徴を簡単にご紹介しましょう。

  • アルコール抽出法:水に溶けにくいフラボノイドを抽出しやすい。アルテピリンC、フラボノイド、p-クマル酸など)
  • 水抽出法:アルコールに溶けにくいアミノ酸やミネラル類、酵素、有機酸・糖質などを抽出しやすく吸収が良い。独特の匂いなどが少ないのが特徴
  • 超臨界抽出法:二酸化炭素に圧力を加えて「超臨界流体状態」にして抽出。通常より多くのプロポリス成分を取り出せる。脂溶性ジテルペンなど、テルペノイドが豊富
  • ミセル化抽出法:アルコール抽出と水抽出の組み合わせたもの。グリセリンなどの乳化剤を加え、両方の成分を取り出しやすくする
  • 発酵法:アガリスクやマイタケ菌などを使い、プロポリスを発酵させて有用成分を取り出す手法。現在はまだ安定的に製造する技術が確立されていない。

それぞれにメリット・デメリットなどがありますので、プロポリスの抽出方法に詳しいOEMメーカーとよく相談するのがおすすめです。

プロポリスには独特の匂いや味があり、苦手な方も多い

プロポリスのに良いや味が気になる場合

プロポリスには独特の刺激臭がありますが、特にアルコール抽出すると強く感じます。高品質なものは、刺激臭の奥にユーカリやアレクリンという植物の臭いを感じるそうです。

プロポリスの匂いや風味が苦手という方は多いので、カプセルタイプが多くつくられています。その他、顆粒状にすることで味や匂いをマスキングすることも可能。

他の成分などとと一緒にブレンドしたドリンク剤や薄めて使う喉スプレー、のど飴なども人気です。最近ではプロポリス配合の歯磨きや洗口剤なども登場。

プロポリスの有用性を活かした商品開発はまだまだ広がりがありそうですね。商品アイテムのバリエーションなども含め、OEMメーカーと相談してみましょう。

プロポリスと相性がよい成分や素材は?開発テーマのヒント

プロポリスを使ったサプリメントの開発テーマは

プロポリスはミツバチ製品ということもあり、ローヤルゼリーやハチミツ、花粉などと相性が良く、サプリメントとして開発されています。

抽出方法により、成分が異なることから、複数の抽出方法で採られたプロポリス成分を組み合わせるという手法も良く行われる方法。プロポリスの場合はやはり「ブラジル産グリーンプロポリス」であるかどうかということがPRポイントになります。

抗菌・殺菌力の高さを主軸にするなら、ユーカリやセージ、ミントなどのハーブ系と組み合わせたのど飴、のどスプレー、歯磨き、洗口液などがおすすめ。

抗アレルギー・免疫強化であれば、ビタミン・ミネラル・乳酸菌類などと組み合わたカプセルタイプのサプリメントが摂取しやすいと思います。

アンチエージングをテーマとするなら、ローヤルゼリーや抗酸化力の高いポリフェノール成分との組み合わせもおすすめ。

ターゲットに合わせて摂取しやすい形状などを工夫するなど、処方と合わせて考えるのが重要です。OEMメーカーと相談する場合は、プロポリスを使ったサプリメントをどんなターゲットに対し、開発するのかをしっかり決めておくと、ベストな成分・処方を提案してもらえますよ。

サプリメント開発を成功させるヒントは以下の記事も参考になさってください。

オリジナルサプリメントを開発・販売したい!OEMなら個人で起業可能、低価格で製造してくれるメーカーの選び方

「OEMプロ」にはプロポリスの企画・開発が得意な健康食品OEMメーカーが揃っています。プロのノウハウを使って、オリジナルプロポリス製品をヒット商品に育ててみませんか?ご利用も相談も無料ですので、お気軽にお問合せください。

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オリジナルのプロポリスサプリメント製造をお願いできるおすすめのOEMメーカー5選

プロポリスは多種多様な成分を含んでいますが、産地によって含有成分異なること、抽出方法によっても変わることがあります。どのような原料を選ぶのかによってもアピールポイントを持たせることが可能。

以下、プロポリスを使用したオリジナルサプリメント・健康食品開発を得意とするおすすめのOEMメーカーをピックアップしてご紹介します。

アピ株式会社(岐阜)

https://oem-make.com/maker/maker-2964

編集部イチオシポイント

  • みつばち製品を手掛けて100年以上の歴史
  • ブラジル産グリーンプロポリス取扱い
  • GMP、FSSC22000、ハラール認証取得

1907年に養蜂器具の製造・販売を原点とするアピは、プロポリスを始め、ロイヤルゼリーやはちみつなどみつばち製品の取り扱いが得意なOEMメーカーです。プロポリス原料はブラジル産の高品質なグリーンプロポリス。エタノール抽出したもの、水分散性にすぐれたタイプ、乳化したエキス、水抽出したものなど、さまざまなプロポリスエキスを扱っています。

本社:〒500-8558 岐阜県岐阜市加納桜田町1-1
東京支店:〒103-0011 東京都中央区日本橋大伝馬町14-15 マツモトビル3階

二ホンバイオフーヅ製造株式会社(宮崎)

https://oem-make.com/maker/maker-2920

編集部イチオシポイント

  • 最高級・最高品質のSランク(ウルトラグリーンプロポリス)を使用
  • 独自の抽出技術で有用性の高いプロポリスを提供可能
  • 西日本最大級のGMP認定工場保有

ニホンバイオフーヅは国内でもいち早く研究を手掛け、原料メーカーとしても高品質なプロポリスを提供しているOEMメーカーです。ブラジルのプロポリス原料会社では唯一の lS09001規格認定企業である養蜂業者と業務提携。アルコール水溶液抽出法(ダブル抽出法)や超臨界抽出法、トリプル抽出法など、プロポリスの有用性を最大限に引き出す抽出法の研究や開発にも取り組んでいます。

本社:〒889-1702 宮崎県宮崎市田野町字桜ヶ丘乙1730-10

森川健康堂株式会社(京都)

森川健康堂引用元:森川健康堂株式会社HP

編集部イチオシポイント

  • 高濃度水溶化プロポリスエキス「プロポリアミド」を開発
  • 原産国から直接仕入れで低コスト化を実現
  • ISO9001、健康食品GMP認定工場で生産

森川健康堂株式会社は、みつばち製品であるプロポリスやロイヤルゼリー、植物発酵食品の製造が得意な健康食品OEMメーカーです。高濃度プロポリスエキス粉末化技術、高濃度水溶化プロポリスエキスを開発。原料のみの提供、半製品からオリジナル製品の製造まで、さまざまな要望に応えてくれます。

本社:〒861-4616熊本県上益城郡甲佐町田口2170
東京営業本部:〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-36-1
大阪営業所:〒541-0041 大阪市中央区北浜2-3-14-401
台湾法人:4F, NO.125, Keelung Rd., Sec.2, Taipei, Taiwan, R.O.C.

有限会社コバタ総合研究所(和歌山)

和歌山の健康食品・サプリメントOEMメーカー・コバタ総合研究所

引用元:有限会社コバタ総合研究所HP

編集部イチオシポイント

  • プロポリス抽出方法の研究、製品製造化のために創業
  • のど飴やスプレー、丸剤などさまざまな形状に対応
  • 企画から製造、包装まで一貫生産

コバタ総合研究所は、1989年に当時日本では珍しかったプロポリス抽出方法の研究や製品製造を行うための会社として起業したOEMメーカーです。高品質なプロポリスを求めブラジル・ミナスジェライス州から輸入。抽出・熟成・製造まで一貫して行っています。自然素材100%でのサプリメント製造が可能な日本伝統の丸剤技術で製造可能。

本社:〒648-0005 和歌山県橋本市小峰台2-12-3 2号館
五條工場:〒637-0071 奈良県五條市二見3-5-9
橋本工場:〒648-0005 和歌山県橋本市小峰台2-12-3

ソデックス株式会社(大阪)

ソデックス株式会社・OEMメーカー

引用元:ソデックス株式会社HP

編集部イチオシポイント

  • ブラジル産プロポリス取扱い
  • 抗酸化食品を開発が得意
  • 健康食品GMP認証取得

ソデックスは、早くからSOD(活性酸素消去する酵素)に着目し、SODが豊富な抗酸化食品を開発するために設立されたOEMメーカーです。活性酸素抑制組成物、血栓溶解酵素利用食品で特許取得。品質の高いブラジル産プロポリスを使った予防医学という視点に立ったサプリメント開発を応援するメーカーです。

本社:〒594-1144 大阪府和泉市テクノステージ1丁目3-14

オリジナルプロポリスサプリ開発を叶えてくれるOEMメーカーを選ぶポイントとは?

OEMプロにお任せください

抗菌・免疫強化・アンチエージング・生活習慣病の改善など、さまざまなテーマで開発が可能なプロポリス。原産国や抽出方法などにより、品質や効果が変わる自然素材なため、原料を含めた選定が重要になります。

「OEMプロ」なら、プロポリスを使ったサプリメント・健康食品開発可能なOEMメーカーをご紹介可能です。まずはお気軽にお問合せください。

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