59種類の栄養素を持つユーグレナ(ミドリムシ)を使ったオリジナルサプリをOEMで開発、おすすめメーカーを厳選紹介!

59種類の栄養素を持つユーグレナ(ミドリムシ)を使ったオリジナルサプリをOEMで開発、おすすめメーカーを厳選紹介!

ユーグレナ(ミドリムシ)は、植物と動物両方の性質を持つ微細藻類。世界に100種類以上存在し、それぞれ異なる栄養価があります。

ユーグレナを使ったジェット燃料・バイオディーゼル燃料が開発されたり、サプリメントや食品、化粧品が開発されるなど、さまざまな分野で注目を集めている注目素材です。

今回はユーグレナとはどのような植物なのか、その成分やサプリメント・健康食品として期待できる効果、そのメカニズムを徹底解説。また、ユーグレナを使ったサプリメント・健康食品OEMが可能なメーカーも併せてご紹介します。

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ユーグレナはミドリムシと呼ばれる藻類

動物・植物の性質を併せ持つユーグレナ

ミドリムシを意味する“ユーグレナ=Euglena”の“eu”はラテン語で美しい、”glena”は眼点、つまり美しい目という意味です。植物門ユーグレナ藻綱ユーグレナ目に属する鞭毛虫の仲間であるミドリムシ属の総称としてミドリムシ(ユーグレナ)と呼んでいます。

ユーグレナにはビタミン14種類、ミネラル9種類、アミノ酸18種類、不飽和脂肪酸11種類、その他、パラミロン(β-グルカン)やギャバ、クロロフィル、ルティンなど7種類を含み、中でもパラミロン(β-グルカン)は特有成分。

パラミロン(β-グルカン)は食物繊維の一種で、難溶性ですが、水溶性の性質も併せ持っています。排便リズムを整えるとともに、免疫強化としても働くユニークな成分となっています。

ユーグレナはそれ一つで充分な栄養が摂れる優れた存在。2005年に東京大学発のベンチャー企業である株式会社ユーグレナが、ユーグレナグラシリスの大量培養に成功。現在、マーケットに流通しているものはこちらのユーグレナとなっております。

ユーグレナ摂取で期待されている効果

  • マルチビタミン、ミネラルサプリと同等の効果で毎日の健康維持に
  • アミノ酸スコアのバランスが良くダイエットや美容に最適
  • ホルモンバランスを整え、肌や髪を美しく
  • 便秘を解消し、腸内環境をベストなコンディションに

ユーグレナの1日摂取量はどのぐらい?過剰摂取した場合の問題点

ユーグレナの1日摂取量目安は500~1,000㎎が推奨とされています。食品のため、特に過剰摂取して問題になった、アレルギーを起こしたという報告はいまのところないようです。

他の成分とブレンドしたサプリを開発する場合は、そちらの成分と合わせて摂取上限などをしっかり設計する必要があります。

ユーグレナは食料不足・栄養失調を解消できる期待の食物

ユーグレナの食料不足解消に期待

ユーグレナ社が大量生産に成功したポイントは、「ミドリムシしか生きられない培養環境」をつくるという視点。1か月で耳かき1杯分程度しか培養できなかったものが、2017年には年間160トンの生産量へと増産できるようになりました。

ユーグレナ社がミドリムシに注目したきっかけは、バングラディッシュの子どもたちが栄養失調に陥っているのを目の当たりにしたこと。主食であるお米・小麦の供給は十分な一方で、肉・魚・卵・野菜・果物が不足していたそうです。

遠い日本からバングラディッシュへ野菜や果物を届けるのは厳しい。そこで栄養価が高く、バランスのよいミドリムシに着目したというわけです。

ユーグレナは循環型の社会をつくるキー素材

もう一つ、ユーグレナ社が早くから取り組んできたことは、ミドリムシからつくるバイオ燃料の開発。2012年にいすゞ自動車との共同プロジェクトでスタートしたのが「DeuSEL(デューゼル)プロジェクト」です。

さらに飛行機を飛ばすジェット燃料にも着手。ANA、いすゞ自動車、伊藤忠エネクスの協力も得て、2020年に国産バイオジェット・ディーゼル燃料の実用化計画『国産バイオ燃料計画』が始動。2021年には目標前倒しで2025年から商業プラントを稼働させて、製造コストを1リットル100円台までに下げる計画を立てています。

バイオ燃料を燃やして出るCO2は、ミドリムシが光合成で大気中のCO2を吸収する分で相殺できるという考え方。トラックやバスが長距離走る場合、電気では何度も充電する必要があり、時間がかかり過ぎてしまうため、バイオ燃料活用に期待が寄せられています。

ミドリムシで走るバス!?未来の乗り物のカタチ
引用元:貸切バスの達人「バス観光マガジン」

いすゞ自動車の「DeuSEL(デューゼル)プロジェクト」取材記事もぜひ参考になさってください。

日本で現在流通しているユーグレナは?

ユーグレナは大量生産に成功したユーグレナ社が取り扱う「ユーグレナグラシリス」の他に、和歌山県工業技術センターが発見した「ユーグレナKishu株」、株式会社神鋼環境ソリューションの「神戸ユーグレナ」があります。

それぞれの特徴をダイジェストにご紹介します。

ユーグレナ社の「ユーグレナグラシリス」

石垣島ユーグレナ粉末
引用元:PRtimes

世界で初めてユーグレナグラシリスの大量培養に成功し、安定供給を可能にしたユーグレナ社。その効果についてはたくさんの研究結果が発表されています。その効果については以下のようなものがあります。

  • 血糖値上昇の抑制
  • 脂肪肝炎の抑制
  • LDHコレステロール値の改善
  • 便秘の解消
  • アトピー性皮膚炎による症状緩和
  • 免疫バランス調整
  • 肥満の軽減
  • 乳酸菌活性化
  • 免疫力のサポート
  • 美肌効果
  • 血圧を下げる
  • 育毛
  • 自律神経を整える
  • 認知機能や運動速度の改善

2021年にはアメリカで食品安全認証制度GRAS取得。ASC(環境と社会に配慮した責任ある養殖方法で生産された水産物を対象とする国際認証制度)とMSC(持続可能で環境に配慮した漁業で獲られた水産物を対象とする国際認証制度)共同で策定された海藻認証も取得しています。

和歌山県工業技術センターが発見した「ユーグレナKishu株」

ユーグレナKisyu株
引用元:@Pressより

「ユーグレナKishu株(特許取得済)」は、和歌山県内で発見されたオリジナル株で、従来の「ユーグレナ・グラシリスZ株」に比べ、増殖性が高く、効率的に生産できるのが特徴です。アミノ酸・ビタミン・パラミロン・α‐GPC・ポリアミン・スフィゴミエリン・不飽和脂肪酸など約300種類の栄養成分含有。

室内で純粋培養されているため、雑菌や不純物の混入がなく、安全性の高い原料となっています。

株式会社GEウェルネスが扱っている「きのくにユーグレナ(R)」はアミノ酸配列が動物性プラセンタと類似しているため、プラセンタ様物質としても効果的とか。ヴィーガン向けのサプリメント開発にも最適です。

また「ビューティーユーグレナGE(TM)」は、難消化成分「レジスタントプロテイン、食物繊維」を約50%含んでおり、脂質の吸着効果、血糖値上昇抑制、満福ホルモンである「GLP-1産生促進作用」も期待されており、美容・ダイエットに最適なユーグレナ原料となります。

神鋼環境ソリューションが生産する「神戸ユーグレナ」

「神戸ユーグレナ」は、株式会社神鋼環境ソリューションが新規に発見したユーグレナグラシリスEOD-1株を使用し、完全に密閉されたプラント内で無菌状態で培養。パラミロンが豊富な新規株であり、粉末状にした際に淡い金色になるのが特徴です。

50種類以上の栄養素をバランスよく摂取できる他、特有成分であるパラミロン(βグルカン)の含有率がZ株に比べ4.5倍以上含まれているのが特徴となっています。

ユーグレナと相性がよい成分や素材は?開発テーマのヒント

いすゞ自動車のカフェで提供しているドリンク
ユーグレナオレ(いすゞ自動車)

ユーグレナは乳酸菌の働きを活性化し、腸内環境を整えてくれることで知られています。したがってユーグレナと乳酸菌を組み合わせは美容・ダイエットにも有効といえそうです。

また、ユーグレナは青汁のように飲みやすいドリンクとして“緑汁”という名前でブランド化された経緯も。大麦若葉や明日葉などと組み合わせたオリジナルドリンクも開発しやすいテーマです。

ユーグレナによく似たものとしてはスピルリナ(藍藻類の一種)、クロレラ(単細胞生物)がありますが、栄養バランスの良さ、消化吸収の良さではユーグレナに軍配が上がります。

ユーグレナ社ではユーグレナが持つ健康食品としてのポテンシャルに注目し、食品加工事業を積極的に推進してきました。自由が丘とのコラボレーションで注目を集めるなど、ブランディングや話題性を追求。

サプリメントとしてだけではなく、ユーグレナを使った食品も次々開発され、いまや健康食材として定着しています。

オリジナリティを出すなら、開発テーマやターゲットのライフスタイルに合わせた形状や成分とを上手く組み合わせて考えるのがベストです。

OEMメーカーと相談する場合は、ユーグレナを使ったサプリメントをどんなターゲットに対し、開発するのかをしっかり決めておくと、ベストな成分・処方を提案してもらえますよ。

サプリメント開発を成功させるヒントは以下の記事も参考になさってください。

オリジナルサプリメントを開発・販売したい!OEMなら個人で起業可能、低価格で製造してくれるメーカーの選び方

「OEMプロ」にはサプリメント・健康食品OEMメーカーが揃っています。プロのノウハウを使って、オリジナルユーグレナ製品をヒット商品に育ててみませんか?ご利用も相談も無料ですので、お気軽にお問合せください。

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オリジナルのユーグレナサプリメント製造をお願いできるおすすめのOEMメーカー

ユーグレナの原料を供給している国内メーカーは株式会社ユーグレナ、株式会社GEウェルネス、株式会社神鋼環境ソリューションになります。

ユーグレナはOEM取引先をグループ内に取り組み、垂直統合するM&A 戦略を推進。クロレラサプライが主軸となり、OEM事業を展開しています。ユーグレナ自身では原料供給やOEMは受け付けていません。

一般的なOEMメーカーでもユーグレナ原料を調達し、オリジナルサプリメント開発は可能ですので、ぜひ相談してみましょう。

株式会社クロレラサプライ(島根)

クロレラサプライ引用元:株式会社クロレラサプライHP

編集部イチオシポイント

  • ユーグレナ社が販売しているサプリメント類を製造
  • 素材の選定から製剤加工・包装・品質管理まで一貫生産
  • 健康食品GMP工場認定

1992年創業のクロレラサプライは、2016年に株式会社ユーグレナグループ傘下に入ったOEMメーカーです。クロレラやユーグレナなど自然素材の恵を活かしたサプリメントを開発、製造しています。錠剤やカプセルを中心に製造。ユーグレナの取り扱いに長けたメーカーです。

本社:〒693-0043 島根県出雲市長浜町1372-17

GEホールディングス株式会社(愛知)

株式会社GEホールディングス引用元:株式会社GEホールディングスHP

編集部イチオシポイント

  • 特許取得済の「ユーグレナKisyu株」取り扱い
  • 独自の健康素材など開発実績あり
  • グループ企業の協力で一貫生産体制のワンストップサービス

GEホールディングスは、農作物の生産から加工、商品企画、開発、販売、分析まで一貫してサービス提供できるOEMメーカーです。100種類以上存在するユーグレナの中から、和歌山県工業技術センターが発見した「ユーグレナKisyu株」を使用した“きのくにユーグレナ(R)”や”ビューティーユーグレナGE(TM)”を使用した、美容・健康を切り口とするサプリメント・健康食品開発を行っています。

本社:〒651-0087 兵庫県神戸市中央区御幸通6-1-12

オリジナルユーグレナサプリ開発を叶えてくれるOEMメーカーを選ぶポイントとは?

OEMプロにお任せください

ユーグレナが食料難を解決する鍵を握っており、燃料や化粧品などさまざまなコラボレーションも誕生しています。ユーグレナそのものが栄養価の高いものなので、スイーツやドリンクなど、食品加工のジャンルで健康によい食品というカテゴリーもおすすめです。

「OEMプロ」なら、ユーグレナを使った魅力的なサプリメント・健康食品開発可能なOEMメーカーをご紹介可能です。まずはお気軽にお問合せください。

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