美容機器(美顔・頭皮ケア・脱毛・痩身)のOEMメリット・デメリットは?おすすめの美容機器OEMメーカー6選

美容機器(美顔・頭皮ケア・脱毛・痩身)のOEMメリット・デメリットは?おすすめの美容機器OEMメーカー6選

美容機器とはどんなもの?種類や効果について

美容機器とは、髪・顔・ボディのお手入れを効果的に行う器具のことで、新陳代謝アップや疲労回復、血行促進、化粧品の浸透を促すなどさまざまな効果をもたらします。

主にエステサロンやヘアサロンで使われる業務用の美容機器から、ホームケアとして日常的に利用できるエステ家電まで存在しますが、大まかに分けると以下のジャンルがあります。

  1. 美顔器
  2. ヘアエステ・ヘッドスパ
  3. 痩身器
  4. 脱毛器

それぞれの目的や効果を簡単に解説していきましょう。

エステサロンと同等の施術や効果が期待できる美顔器

美顔器のOEM

化粧品を使った通常のスキンケアでは得られない効果をもたらす美顔器。最近では家庭で手軽にケアできるホームエステに対する関心が高まり、多種多様な美顔器が登場しています。主な美顔器の種類は以下の通りです。

  • クレンジングやピーリング効果のある美顔器:毛穴の奥の汚れや古い角質などを効果的に落とす
  • 浸透や導入機能のある美顔器:化粧水や美容液などの美容成分の浸透を良くする
  • 振動や微弱電気刺激のある美顔器:血行を良くし、フェイスラインを整える
  • LEDライトなど光による刺激を与える美顔器:肌の深部に刺激を与え、代謝アップや浸透性を高める

 

それぞれ単独での効果に特化したものから、複合的に組み合わせた美顔器も登場しています。また、リフトアップを目的とした美顔ローラーやスチーマーなども定番商品となっています。

髪質改善がメインのヘアエステ、スカルプケアが中心のヘッドスパ

頭皮マッサージを行うヘッドスパ器具のOEM

ヘアエステとヘッドスパ、サロンによりメニューの内容は異なりますが、ヘアエステは主に髪質改善、ヘッドスパは頭皮のケアが中心という使い分けをしているところが多いようです。

ホームケアでよく販売されているヘアエステ製品としてはドライヤー・ヘアアイロン・音波振動ヘアブラシなど。マイナスイオン発生器や遠赤外線効果、湿度をキープする機能などを持たせて、髪のダメージを防ぎ、しっとりつやつやに整えるものがあります。

ヘッドスパは、毛穴の汚れをしっかり落とし、頭皮をマッサージ。血行を良くすることで健康な髪を育て、育毛効果を高めるスカルプケアが目的です。両方の機能を併せ持つ商品もあります。

部分痩せやセルライト、たるみ改善などピンポイントのケアが可能な痩身機器

痩身機器のOEM

痩身や美しいボディラインに整える美容機器は、基礎代謝を上げることでダイエット効果をサポートするのが目的。特に燃焼させたい部分にピンポイントで使用することで、理想のボディメイクを狙います。主な痩身機器には以下のようなものがあります。

  • 超音波で皮下脂肪に働きかけ、リバウンドしにくく部分痩せが期待できる(キャビテーションやハイフなど)
  • ラジオ波(電磁波の一種)で基礎代謝や新陳代謝、血行を促進し、痩せやすい体質に改善。温熱効果との組み合わせることでセルライトケアも可能に
  • 高周波や電磁界を使用して、筋肉を自動的に動かして鍛えることで基礎代謝を上げ、痩せやすい体質に改善
  • 脂肪を凍らせる(4℃以下にする)ことでダメージを与え、老廃物として対外へ排出させる

 

この他にもエステサロンなどでよく導入されているものにエンダモロジー(もみほぐしや吸引などの施術を機械的に行う)やインディバ(高周波温熱機器)、リンパドレナージュ(リンパを流すマッサージ)など、オリジナルの施術や機器もあります。

脱毛機器はレーザー式・光(フラッシュ)式・ニードル式の3種類

脱毛機器のOEM

海外での脱毛はワックスが主流ですが、日本ではメラニン色素に反応するレーザーや光を使用した脱毛が主流です。エステサロンでのレーザー式・光式では永久脱毛は難しいですが、ニードル脱毛は1本ずつ電流や高周波で毛根を破壊する施術なので、確実に脱毛できます。

家庭用の脱毛器では光を使った「フラッシュ式」と「レーザー式」の2タイプが主流。それぞれのメリットとデメリットは以下の通りです。

痛みが少ない初心者向けの「フラッシュ式」

毛のメラニン色素に反応する光(IPL)を当て、毛根にダメージを与えるタイプ。照射面積が広いので、ケアに時間がかからないのがメリットです。薄い産毛や金髪には反応しにくいので、その場合はSHRという発毛組織に栄養を与えている場所をターゲットにする光脱毛が有効です。

デメリットは1度の照射では効果が出にくいため、毛周期に合わせて何度も施術する必要がある。永久脱毛ができないことです。

ピンポイントで脱毛するなら「レーザー式」

毛のメラニン色素に反応するレーザーを当て、毛乳頭にダメージを与えるタイプ。フラッシュ式よりも脱毛効果が感じやすいのがメリットです。

照射口が小さくピンポイントでムダ毛を狙い撃ちするため、全身くまなく処理するのが大変。医療用よりもレベルが低いので永久脱毛は難しいことと、痛みを感じやすいのがデメリットです。

この他、家庭用脱毛器としては、熱線で毛を焼き切って除毛するタイプ、ローラーで毛を挟み抜き取るタイプ、毛を挟み高周波を流して毛を抜き取るタイプもあります。

オリジナル美容機器(美顔・頭皮ケア・痩身・脱毛)を開発することで客単価や売り上げアップが可能

美容機器(美顔・痩身・脱毛)をOEMで製造するメリットエステサロンにしてもヘアサロンにしても定期的に通ってもらうことはできますが、効果が実感できなければ足が遠のく恐れがあります。特に痩身や脱毛はホームケアと合わせて行っていく方がより効果的です。

最近では低価格(もしくはサブスク方式)で頻繁にエステが受けられるセルフエステ式サロンが注目されたり、ホームケア用の美容機器が人気を集めるなど「手軽で日常的なエステ効果」を求めるニーズが高まっています。

また、主婦やお子さんのいらっしゃる方が自宅の1室をサロンに改造して、ホームサロンを始めるケースもよくありますね。そういう方にとって本格的な業務用機器よりも、ホームケアの延長上にあるような美容機器の方が導入しやすく、また、サロンで販売することで定期収入につなげることもできるので魅力的な商材となっています。

すでにオリジナルコスメを事業展開しているという場合は、美容機器と組み合わせたホームエステを提案することで、客単価アップが狙えるのも魅力。お客様に美容機器を購入してもらうことで、オリジナルコスメのリピート率アップも狙えるのでぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

美容機器(美顔・頭皮ケア・痩身・脱毛)をOEMで製造するメリット・デメリットとは?

美容機器をOEMでかなえるメリット・デメリット

医療機器であれば製造販売に「医療機器製造業許可」「医療機器製造販売業許可」などが必要になります。しかし、美容機器や健康機器は雑貨扱いとなり、許可は不要です。

しかし、光脱毛やレーザー脱毛、痩身器などは皮膚や毛根などに刺激を与えるものです。人によっては痛みを感じたり、皮膚トラブルを起こす可能性があります。

雑貨だからとはいえ、製造物責任法(PL法)により損害賠償責任が問われることもあるので、品質管理やアフターケア体制なども万全にしておく必要があります。美容機器をOEMで開発するメリット・デメリットを簡単にご紹介しておきましょう。

美容機器をOEMで開発するメリット

美容業界に精通したメーカーで、自社でもサロン経営や運営を行っているところが多く、ニーズに合った商品開発が可能。国内外の最先端技術を取り入れ、研究開発費や製造コストをかけずに魅力的なオリジナル商品を製造できます。

機器のメンテナンスやアフターサービス、製品保証などを手厚くサポートしてくれるOEMメーカーを選べは、いざという時も安心です。

美容機器をOEMで開発するデメリット

デメリットとしては他社に真似される可能性があるので、オリジナル開発の場合は意匠や商標登録などの権利関係をきちんとしておく必要があります。

美容機器の企画・開発は簡単なものではないので、プロにお任せするのがイチバン。すでに開発済みの美容機器の改善やリニューアルなどの相談も可能ですし、美容機器の目的に合わせたオリジナル化粧品を開発してトータルケアが可能なブランドとして展開することもできますよ。

≫化粧品OEMについてはこちらを参考に

業務用・家庭用の美容機器(美顔・頭皮ケア・脱毛・痩身)OEMにおすすめのメーカー6選

美容機器には、美顔・ヘアケア・脱毛・痩身など目的に合わせたさまざまな機器が存在します。サロンであれば既存のメニューの改善、新メニューの導入、お客様のホームケア用にオリジナル商品を開発など、目的にあったOEMメーカーを見つけたいと思っていることでしょう。

今回はその中から、初めて美容機器を開発する方でも頼りになるおすすめOEMメーカーを厳選してをご紹介します。

ビューティー企画インターナショナル株式会社

ビューティー企画インターナショナル株式会社

業務用の美容機器を販売している、ビューティー企画インターナショナル株式会社。業務用美容機器に強い会社だからこそ、効果のある家庭用機器の小ロット生産を可能にしています。

オリジナル家庭用脱毛器は500台から作成が可能。本体のカラーデザインやブランドロゴ印刷・専用箱まで、幅広くデザインが可能です!

〒104-0061 東京都中央区銀座8-10-8

株式会社ジャパンギャルズ(香川・愛媛)

株式会社ジャパンギャルズSC

美容機器国内製造販売台数ではトップクラスを誇るジャパンギャルズ。大学研究室、研究機関との共同開発も多く、先端技術を駆使した美容機器を次々と開発しています。

安心して長く使用してい炊けるよう、自社工場はISO9001取得。サロンオリジナルの化粧品開発をトータルにサポートし、コストを抑えながら客単価アップや新規顧客獲得を狙いたいという要望にも応えてくれる頼もしいOEMメーカーです。

本社・第一工場 〒799-0405 愛媛県四国中央市三島中央2-12-10
第二工場 〒799-0421 愛媛県四国中央市三島金子1-2146
高松営業本部 〒760-0033 香川県高松市丸の内11-10 開発ビル4階

株式会社シルキースタイル(東京)


女性の美しさをトータルプロデュースするシルキースタイル。美容機器はもちろん、化粧品、インナー、サプリメントとトータルな開発が可能なOEMメーカーです。

自社モニターや保有するサロンでリアルなユーザーの声をもとにした商品開発をサポート。テレビショッピング、カタログ通販、女性誌など幅広い媒体でヒット商品を開発してきた実績をもとに、企画・開発・製造・販売までトータルなアドバイスが可能なメーカーです。

本社:〒105-0013 東京都港区浜松町 2-13-12 RiseWell ビル3階

株式会社ウィズ・アス(東京)

株式会社ウィズ・アス(OEMデータベース)

ウィズ・アスは業務用から家庭用までさまざまな美容機器の製品化をサポートするOEMメーカーです。国内のみならず、アメリカやヨーロッパで注目を集める最先端技術にも対応。

デザインや企画はもちろん、オリジナル美容機器の治験やデータ収集などもサポート。安全性の高い確かな品質の製品を生み出しているメーカーです。

東京本社:〒107-0062 東京都港区南青山2-21-37
カスタマーセンター:〒211-0015 神奈川県川崎市中原区北谷町51-6

株式会社ミヤコケミカル(京都)

ミヤコケミカルは、美容機器がまだ世の中に浸透していなかった1990年代に手探りで開発・製造を始めた美容機器の老舗製造メーカーです。

その後の妥協を許さない研究・開発・改良を重ねて生み出したのが美容器「ベルファム」で、日本一売れた業務用マシンとして成長。この時の技術やノウハウを生かし、現在では業務用から家庭用まで美顔器・美容器・痩身器・脱毛器と幅広いラインナップでOEMに応えています。

本社:〒615-0022 京都府京都市右京区西院平町19番地

株式会社アヴァンセ(神奈川)

アヴァンセはエステサロンで使用する業務用から、ホームケア用の美容機器を中心とした企画・開発・製造からメンテナンスを含めたアフターケアまで一貫したサポートを行っているOEMメーカーです。

初めて美容機器を開発するという場合でも、経験豊富な担当者きめ細やかにヒヤリングし、最先端の技術や美容効果を盛り込んだオリジナル商品をカタチにしてくれます。

本社:〒220-0072 神奈川県横浜市西区浅間町1-4-3ウィザードビル8F

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美容機器(美顔・頭皮ケア・脱毛・痩身)OEMメーカーを選ぶポイントとは?

OEMプロにお任せください

いわゆる美容目的で使われる美顔器や痩身器、脱毛器は“医療機器”ではなく、雑貨として扱われるジャンルのものです。美容目的であれば化粧品に認められている効果効能の範囲で表現することが求められます。

痩身器であれば、スリムアップやダイエットなどの直接的な効果をうたうことができませんし、脱毛器は毛を物理的に切断するなどの表現が認められているのみ。法律で決められた範囲で、商品のメリットを上手く伝えたり、宣伝するのはとても難しいといえるでしょう。

「薬機法(旧薬事法)」とは?化粧品OEMでの表示や広告に使えない表現についてわかりやすく解説!

 

薬機法を無視して商品の宣伝を行えば違反となりますし、機器の内容によっては美容機器ではなく“医薬機器”にあたるとして、薬機法で規制される恐れも出てきます。

単なる美容機器の製造委託先としてだけではなく、薬機法に精通した担当者が適切にアドバイスしてくれるOEMメーカーを選ぶようにしましょう。

また美容機器は定期的なメンテナンスが不可欠。万が一の場合の修理費用やサポート体制をしっかり確認しておく必要があります。値段の安さだけではなく、信頼関係をしっかりと築け、長く付き合っていけるOEMメーカーを見極めることが大切ですね。